そのカジュアルな配達員は
午前中指定に4時間も遅れたうえに
再配達も少し遅れ、謝りもせず去ったのだ。

 

あれからアマゾンの利用は控えていたが、
どうしても必要なあるブツが
楽天にもヨドバシにも無い…。

ええい、もうこうなったら諦めて
アマゾンを迎え撃つことにした。

 

だが、臨戦態勢の私はあっさりと敗北したのだった。

 

あれっ？おかしいな…
ちゃんとしてる。

肩透かしを食らって呆然としたが
ただ単に、ちゃんとした配達員に変わっただけだった。

まあこれでアマゾンでの買い物も、心置きなくできる。
喜ばしいことだ。

 

あれからなんどか
あの配達員を近所で見かけた。

紺で揃えたコーディネイトは、制服だろうか。
それとも意識高い私服だろうか。

ずっとこのままこの地域で
頑張り続けてほしいものである。（おねがい）

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