本日は母の24回忌です。
20年以上という時の流れと、母の闘病生活を忘れ去りたいことも相まって
年々、母の記憶がうす~くなっています。
もう、架空の人物だったのではないかと思うほどです。
母の思い出を話したり記事にするとき、
もしかするとわたしは
架空のストーリーを操るペテン師かもしれない、と罪悪感が湧くことも。
でも、食べ物とセットで思い出すとき、それを払拭できるのです。
特に調理途中のお豆腐を切って
塩をふってくれたすこし太い指先は、いまも鮮明に思い出せます。
ちなみに子どものころは、
そのつまみ食いのお豆腐は大好きでしたが、調理したものは箸が進まず
残して母によく怒られていました。
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