旧いブログを読み返していると
いくつか、あとから補足しようと
思ったことが書かれずに終わっていました。
あの頃を思い出して
描いてみようと思います。

「泥の舟」社に勤めていたころ
芽生えた恋心のこと。
記事では「あいあいがさ」で
意識し始めたとありますが
実はその前に決定的な出来事があったのです。

 

話はあの飲み会の
スタート地点にさかのぼる。
戸締まりをすませ
少し遅れて来た経理男子たち。

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席に付くか付かないかのタイミングで
経理男子がしやべりだした。

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当時、傾いた会社を立て直すために
コンサルティング会社が入っていた。
その指導により、社員各自が
社内の改善すべき点を
書き出して提出していた。
それをとりまとめたのが経理男子
だったのだが…

 

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それまで経理男子を
恋愛の対象として見たことはなく
彼からもそんな好意は
1ミリも感じなかった。
彼はただただわたしの文章が
面白かったのだろう。

そしてわたしも
ただただ驚いたのだ。
「おもしろかったよ」までなら想定内だが
まさか暗唱してくれるとは!

驚いて驚いて~勢いあまって
好きになったのかもしれない…
と今では思う。

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