先日、「バレエは楽しいものじゃないけど
発表会の本番は楽しかった」という記事を書いた。
では10年以上、舞台に立っていなかった時期は
楽しさがなかったかというとそうではなく
◯◯はあった。 (クイズです。何が入るでしょう?)
というのも、それを思い出させたのが
現在放映中のドラマ『下町ロケット』だった。
かつて住んでいた山口県のスタジオでは
発表会に出たい気持ちはあったが
色々なタイミングが合わなくて
結局出られなかった。
ちょうど当時の職場では
ぐっちと同じスタジオに娘を通わせる同僚
「ちょいワル」に聞かれたっけ…
(※ファッションがちょいワル親父風だったから)
「発表会とかコンクールも出ないで、
何が面白くてバレエやってるの?」
返答がコレ↓
キレてないですよ
そんな質問は初めてだたが
何故かすらすら~っと
言葉が口をついて出た。
さて
『下町ロケット』2話。
阿部寛演じる主人公が裁判の証人尋問で
技術者としての想いを吐き出すシーン。
技術者はみんな自分の無力さを知っているよ。
毎日壁にぶつかってばかりだからな。
だからこそ必死。腕を磨いて徹夜で開発に没頭して
次こそはってものづくりに没頭してるんだ。
何でかわかるか? 面白いんだよ。
昨日できなかったことが今日できるようになる。
今日わからなかったことが明日わかるようになる。
それを自分の技術でやれたら、最高だ。
それを見てぐっちは思った。
「あ!あの時のワタシと
(だいたい)同じこと言ってる~!」と。
=結論=
そう、バレエはぐっちにとって
「楽しい」ものではないけれど
面白くて なおかつ
喜び があるから
続けていられるのだ。