くるみ割り人形 全2幕
byスターダンサーズ・バレエ団 観てきました。

ビジーフォーのモノマネみたいな兵隊トリオが出てくると、そればっかり目で追ってしまった。反則ぢゃ!
回し者ではありませんが紹介7割&感想3割です。
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youtu.be


嬉しい生オーケストラ

【第1幕】
定番の「クララ家の大広間」でのパーティではなく
街のクリスマスマーケットから物語は始まる。
クララは「中流家庭のごく普通の女の子」
という設定に変えてある。


マーケットに現れた人形劇から
人形の世界に迷い込んだクララ。
そこには、くるみ割り人形を先頭に
スペイン・ロシア・中国などのマリオネットがいた。
糸をほどかれ自由になった彼らと一緒に
ねずみ達と戦う。


第1幕の
美しいクライマックスは…
ねずみ~ずを蹴散らして
人形の国へ向かうクララ達が
雪の野山で見る場面。

モダンな「雪ん子」衣装を着た
ダンサー達がモダンに踊り
くるくるくるくる、良く回ること!


そして同じ衣装の少年少女合唱隊が
澄んだ唄声を添える。
初めは姿が見えなかったので
途中で生コーラスだと気が付いた私。
それくらい、「プロ」の声でした。(拍手)

【第2幕】
辿り着いた人形の国。
各国の人形達が順番に踊り、
クララと王子様(くるみ割り人形が変身)が
初々しい愛の踊りを披露する。
人形達は、すでに第1幕から
クララと行動を共にしているので
この場面で踊ることが、
ごくごく自然に感じられて
良い改変だと思った。
そんな華やかな人形の国に別れを告げ
クララは家路を急ぐ…。


この作品は
まだ大人でもなく子どもでもない
多感な少女・クララが
大人への一歩を踏み出す
クリスマスの一夜を描いている。
そんなテーマが伝わってくる
静かなラストに見入る
我らシニア観賞隊。


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今回のチケットは レッスンメイトさんから 急きょ、いただいたものでした。
(お仲間に欠員が出たと思われます)

でなければ
遠い会場へ足を運ぶこともなかったし
スタダン(略)の舞台を
知ることもなかったでしょう。


舞台終了後、財布の紐が固い私が
パンフレットを買い求めたくらいなので
感激しちゃったんでしょうか、私ったら。
↑最初に買えやああ!


本当に本当に
クリスマスの良い思い出になりました。
クリスマス本番は これからですケド。

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