先日、オープンスタジオにて
ポワント講習会なるものを受講した。
既成品のまま履くと硬くて立ちにくい
トウシューズを加工して
足にフィットさせようという
特別講座であった。
まずは講師の現役ダンサー・S先生が
加工するとイイことたくさんアリマス!と
利点を説明してくださり
われわれ生徒のやる気スイッチを
押してくれた。
ちなみに生徒は4人限定の
少人数制である。
次に、
道具は100均で充分ですよ!と
ハードルを下げ
サクサク~っとお手本を見せた。
つま先をレース糸でかがる作業は
生徒も一針づつ刺してみることに
なったのだが…
非力で不器用な私が
トップバッターになってしまった結果。
あまりの針の通り辛さに
生まれたての子鹿のようにプルプル震え
一気に皆の心のハードルを上げてしまったわ。
すまぬ。。。
他には先生が各々のカーブに合わせて
片方だけソールを切ってくれて
ソール部分の剥がし方や
よりフィットさせるための
奥義等を教えてくださった。
それにしても今回の講座で
S先生を筆頭に細いバレリーナさん達が
いかに力持ち かということが
よ~くわかった。
この力作業をトウシューズを買うたびに
サクサクこなしているのね…。
プルプルと針を刺したあと、
頭をよぎっていた光景がこちらです。
バレリーナの華麗な舞の陰に
こんなことが…(起こってないけど)
くわばらくわばら…
帰宅後
先生が手を入れてくださった片方を見本に
残りの加工にとりかかった非力な私。
私がずっと愛用していた
サテントップという種類のトウシューズは
初心者用で柔らかめ…と認識していたので
手で曲げるのもイケナイ!
加工なんてとんでもナイ!と思い込んでいた。
でも先生は私が履いたラインを確認すると
容赦無くシャンク(中敷きの下の厚紙)を
切ってくださった。
「むしろ某外国産より硬い!」とおっしゃっていた。
つま先かがりも頑張ってみた!
コロンブスの卵のごとく
シューズが自力で立つようにかがると
バランスが安定するのだそう。
横ラインも詰めてかがると、
よりフィットするそうだけど
新しいシューズを買ったので
そこは省略したモノグサな私。
でも、ソールが足裏にフィットして
E気持ち!(古)
チケット制スタジオで履いて
レッスンしたところ
やはり格段に立ちやすくなっていた!
さて、今夜のレッスンでは
半日がかりで加工した
おニューのシュープリ真子を
おろしますわよん。
どうなりますやら。
先生のビフォーアフター
お美しい足がより美しく。