本番前日のアクシデント
ピンチヒッター現る
つづきです
昼一番の舞台通しを終え、
幕が開く夕方まで、
たっぷり時間があった。
楽屋に流れる、ゆる~い時間。
あるメイトさんが言ったことは…
「きょうは
先生 がいらっしゃらないことで
私たちって
授業参観にひとりだけ
お母さんが来なかった小学生
みたいに心細くなってるけど
みんな いいトシなのに、
おかしいよね~」(≧▽≦)
うん、たしかに…
年齢層はおそらく
アラサーからアラフィフ辺りまで…?
と思われるわがチーム。
「小学生になってどうする!」
「先生はお母さんか!?」
と、大笑いしたのであった。
ところで当日は
先生から皆へ、様々な注意点を記した
一斉メール が数時間ごとに届いていた。
そして開幕の時間が近づいたころ
また一通のメール。
その日、先生のご自宅には
皆で先生にお渡しするはずだった
花束が届けられたようで
それを眺めながら
皆が踊る姿を
想像しているとのことだった。
メールは、こう締めくくられていた。
「何も心配はないので
今まで努力してきた成果を
舞台で花咲かせてくださいね。
きっと皆さんの素敵な笑顔で
客席も幸せに包まれるでしょう
(^-^)!」
そのメールを読んで
私が胸を熱くしたのは本番終了後だったとか…
もう、そんなことはどうでもよくって~
客席の皆さまへ
先生と私たちの想いが
少しでもお伝え出来ていたなら
幸いです。
=完=
地下の楽屋に電波が届かなかったSoftBankめ!
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